頑蘇夢物語 六 皇室を戦争に超然たらしむ
これは議論でない。事実である。どうも上層の人々は、皇室と国家もしくは国民とを別物と考え ているようだ。それで戦争中も、相成べくは皇室を、戦争の外に超然として、立たせ給うように、 取計うていた。皇室といえば、その中心たる天皇陛下については、尚更の事である。予は当初から の持論の通り、皇室が国家的大運動の原動力であらせ給うべく、ついては大東亜征戦に於ても、主 上...
頑蘇夢物語
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